先日お客さんからメールが受信できなくなったという連絡があった。
確認してみると、メールボックスがいっぱいになっている。
自分はOutlookなら、お客さんが「サーバにメッセージのコピーを置く」にチェックを入れていて、それが14日とかでサーバのメッセージを削除するのではなくて、ずっと溜まり続ける設定になっているのだろうと思った。
お客さんは、Windows10で、「メール」を使っていた。そしてこの「メール」には、「サーバにメッセージのコピーを置く」に該当する項目がないのです。
・・・???
調べてみると、要するにWindows10の「メール」はサーバ上のメールとパソコン上のメールを常に同期するようになっている。
今までWindows Live メールとかOutlook Expressを使ってる人が、いままでのメールソフトと同じだ、と思って使い始めたら、ある時期にメールがいっぱいになってしまうというわけだ。
これは、1つのメールを複数の端末で使うときには役に立つ機能かもしれない。たとえば、Windowsとスマホで両方メールを使っていて、実体はすべてサーバ上にあることにしておけばいいわけだ。
しかし、Windowsとサーバを常に同期させるということは、たとえばメールボックスがいっぱいだから1年前以前のメールを全部消したとすると、その中に非常に大事なメールがあったとしても、それはパソコンからも消してしまうことになる。
自分は、まだこのソフトを使っていない。何年も前のメールも、一応バックアップファイルの中にはある。だが、変えるのであれば「これは大事なメールも消えるかもしれないソフトですよ。使わないほうがいいですよ。」と言って欲しいかなあ。