はで干しの米をYahoo!オークションに出している。
どうも、Webでは、はで干し・仁多米・奥出雲がセットになって評価されている。仁多米はで干しのお米は、大体30㎏15,000円ぐらいで販売されている。
この辺のはで干しは昔からの天日干しの工程を踏んでいて、コンバイン刈取りの米に比べて、やはり美味しいと言われる。天皇陛下が晩餐で仁多米をお召し上がりになったということで、島根県奥出雲のはで干しの仁多米は名前の知られるブランドになっている。
しかし、なんとか雲南市産でも、いい値段で販売したいわけだ。
はでを作るということなら、仁多でも雲南でも、そんなに大きな違いがあるとも思えない。山の中がいい、水が冷たいほうがということなら、海潮も塩田も寺領もあるわけだ。
聞くところによると、仁多だから全部はで干しなんていうことはなくて、昨年などは仁多に行った人が「そんなにはでなんかなかった」と言っていたのも聞いた。
それから、こういう海潮だ、塩田だ、寺領だというような山の中を奥出雲と言ってはいけないのかどうか。奥出雲町という行政単位ができたから、雲南は奥出雲でないかのようにいうわけだが、そもそもはそんなに厳密な違いはなくて、木次の山の中でも奥出雲ワイナリーなどと命名しているところもある。
実際に米を作るという上でも広報するという点でもいろいろ努力がいると実感する。ブランドって強いね。