オークションなどで、お米を出しています。なかなか新米が売れずに、先にどんどん古米がはけていきました。消費者の皆さんも懐具合が厳しくて、わかるような気がします。まあまあ、今年は新米が食べられるというものです。ぼちぼち、新米の注文も入ってきました。
ほかにもさまざまな産品があります。ここでしか食べられない食材。
なすびやきゅうりやピーマンも畑で露地栽培で取れてすぐのものというのは、スーパーに並ぶ野菜とは全然味が違う。初夏の時期は、笹巻もあった。これも、たぶんほかの土地でなかなか食べられない。
しかし、米などと違って、野菜などの問題は、腐るということだ。腐らないにしても、翌日ではその味のものが食べられないかもしれない。たとえば今生育状況がいい。20日ぐらいに収穫できそうだ。では10日ぐらいに出せそうだよ、というと15日に消費者が買って、収穫と同時に送るということができればいいのではないか。もっとも、それで17日に台風が来て全部おじゃんになる可能性もある。
う~ん、これは考えてみる価値があると思う。そういうものだからこそ、いままで流通業界が牛耳っていた。生産者はマージンを取られるし、消費者は熟れずに青いようなまま出荷された産品を買わざるを得なかった。もし、タイミングよくパパッと買える仕組みができれば、革命がおこるよ。